このウェブサイトについて
■このウェブサイトでは土田滋博士(1934-)が1968年から1989年までに収集した台湾原住民語16言語の資料(土田台湾原住民語資料)に関する情報を掲載しています。
■土田台湾原住民語資料は主にフィールドノートとカセットテープによる録音から構成されています。ノートには台湾原住民語の単語・文例、自然発話であるモノローグ(物語)がその意味と注釈ともに記されています。テープには上記のノートの内容だけでなく、原住民語による会話や歌謡などの音声データが残されています。
■土田台湾原住民語資料の概略と土田博士の業績については以下の論文をご参照ください。
Paul Jen-kuei Li. 2023. Tsuchida’s Materials on Formosan Languages.
Taiwan Historical Research Vol.30, No.1. pp.233-253.
■私たちのプロジェクトは2019年に土田滋博士から上記の資料を譲り受け、デジタル化と資料のメタデータ整備を進めてきました。その経緯については以下の学会発表原稿をご参照ください。
■このページでは現時点(2023年3月)で整理が終わっているメタデータを公開しています。
土田先生
関連メンバー
氏名 | 所属 (2023年3月時点) | 専門・役割 | |
今西一太 | 株式会社エス・アイ | 台湾原住民語 | |
落合いずみ | 帯広畜産大学 | 台湾原住民語 | |
加藤幹治 | 東京外国語大学 | データキュレーション | |
加藤重広 | 北海道大学 | 言語学 | |
倉部慶太 | 東京外国語大学 | データキュレーション | |
黄海萍 | 大学共同利用機関人間文化研究機構 国立国語研究所 | データキュレーション | |
塩原朝子 | 東京外国語大学 | サイト制作責任者 | |
清水純 | 日本大学 | 文化人類学 | |
高橋洋成 | 東京外国語大学 | データキュレーション | |
月田尚美 | 愛知県立大学 | 台湾原住民語 | |
中川裕 | 東京外国語大学 | 言語学 | |
野林厚志 | 国立民族学博物館 | 人類学 | |
深谷康佳 | 東京外国語大学アジア | 言語学 | |
森口恒一 | 静岡大学 | フィリピン系台湾言語 | |
李壬癸 | Academia Sinica | 台湾原住民語 | |
藁科遙 | 東北大学 | データキュレーション |
関連プロジェクト
■科学研究費補助金
– 基盤研究(B)「研究職を離れた言語研究者が保持する言語データの適正再資源化のための基盤確立研究」(課題番号18H00661、研究代表者:加藤重広、2018-2021年度)
– 国際共同研究加速基金「インドネシア・フィリピンにおける少数言語の記録とコーパス構築に基づく研究」(課題番号19KK0011、研究代表者:塩原朝子、2019-2023年度)
■東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 情報資源利用研究センター(IRC)プロジェクト「土田滋博士の台湾原住民語資料アーカイブプロジェクト」(2023年度)
■東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題「土田滋博士の台湾原住民語資料に基づく研究」(2023-2025年度)
■ILCAA基幹研究
「アジア・アフリカの言語動態の記述と記録:アジア・アフリカに生きる人々の
言語・文化への深い理解を目指して(DDDLing)」(2023-2028年度)
■TUFSフィールドサイエンスコモンズ (2023-2028年度)
著作権・ライセンス
このサイトの文章の著作権は各執筆者に帰属します。ただしコンテンツはすべてクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 (CC BY 4.0)の元に提供されています。
リソースの引用について
土田滋台湾原住民語資料Webサイト, 2023, Digital collection managed by Information Resources Center at Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies. URL: https://formosa.aa-ken.jp
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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 IRC担当者: ilcadj1[at]aa.tufs.ac.jp
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